ごあいさつ
日本人には、誰にでもやさしく接する国民性があります。
一方で、日本がグローバル社会でその「やさしさ」を他国の人々に伝えるためには、サービスを提供する側の私たちも他国の人々の国民性、文化、慣習、宗教などを理解する必要があります。日本の心の優しさが互いに理解され、形となったサービス、製品は大きなマーケットとして成長していくはずです。
特に世界の人口の23%を占めるムスリム社会からの訪日客は、2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、さらに増加すると期待されています。この機会をとらえ、日本の誇る「やさしさのおもてなし」を提供するためには、グローバルな人材の育成と産業横断的な企業間連携が急務となっています。さらに重要なことは、オリ・パラ後も通用する持続可能な制度と仕組みを構築していくことです。
これらの実現の一助となるため、下記の事業を展開する一般社団法人 グローバルムスリムツーリズム協会(GMA)を設立することといたしました。