ムスリムツーリズムとは、イスラム教を信仰する人々の観光を意味します。

ごあいさつ

日本人には、誰にでもやさしく接する国民性があります。
一方で、日本がグローバル社会でその「やさしさ」を他国の人々に伝えるためには、サービスを提供する側の私たちも他国の人々の国民性、文化、慣習、宗教などを理解する必要があります。日本の心の優しさが互いに理解され、形となったサービス、製品は大きなマーケットとして成長していくはずです。

特に世界の人口の23%を占めるムスリム社会からの訪日客は、2020年のオリンピック・パラリンピックに向け、さらに増加すると期待されています。この機会をとらえ、日本の誇る「やさしさのおもてなし」を提供するためには、グローバルな人材の育成と産業横断的な企業間連携が急務となっています。さらに重要なことは、オリ・パラ後も通用する持続可能な制度と仕組みを構築していくことです。

これらの実現の一助となるため、下記の事業を展開する一般社団法人 グローバルムスリムツーリズム協会(GMA)を設立することといたしました。

小林 潔司
一般社団法人
グローバルムスリムツーリズム協会(GMA)

会長 小林 潔司
グローバルムスリムツーリズム協会設立への所感
2020東京オリンピック・パラリンピックまでになすべきこと

ハラルビジネスセミナーのご案内

GMAは、京都大学経営管理大学院、並びにマレーシアで設立されたパートナー団体 GMA-East Asia と共同で、次のとおりハラルビジネスセミナーを開催いたします。どなたでも無料でご参加いただけます。

日時
2021年7月1日(木)
場所
Zoomウェビナー方式

プログラム

ハラルに関する基礎知識の講義(オンディマンド)※

セッション1200分
マレーシアにおけるハラル産業の基本(GMA-East Asia)
セッション240分
マレーシアにおけるハラル産業エコシステム(Halal Development Corporation)
セッション360分
⽇本の取り組み(JETRO KL事務所、JICA中⼩企業⽀援室、日本企業)

※参加登録された方には、講義視聴用のURLが表示されます。

オンラインセッション  7月1日 14:00〜16:00

パネルディスカッション(英語)
質疑応答
アフターセミナー座談会(日本語)

※参加登録された方には、当日までに視聴用のURLをメールでご連絡します。

プログラム詳細 

参加方法

LIGADEWA
LIGADEWA
LIGADEWA

後援団体

活動記録

GMAについて

GMAの事業

今後、更なる成長が見込まれているムスリムマーケットへの有益なアプローチを実現するために、当協会では、次のような事業を展開し、皆様をサポートします。

GMAとの国際的な連携組織

ムスリムツーリズムに不可欠な、ハラル・マネジメント及び人材育成に関して世界トップクラスのクオリティを持つ大学及び研究機関と連携しています。

マレーシア国際イスラム大学(IIUM:International Islamic University Malaysia)

マレーシア第4代⾸相マハティール・ビン・モハマドが世界のイスラム教国の中心的な役割を担うことを⽬的として呼びかけ、イスラム協力機構(OIC)といくつかのイスラム教国によって共同出資された公立の総合大学。

国際ハラール研究研修機構(INHART:Institute for Halal Research & Training)

IIUMに附属する研究機関であり、ハラール・ハブ産業のプラットフォームを提供する研究教育機関で、マレーシアのイスラム開発局の下部組織。
ハラール研究の⼤学院プログラムだけでなく、⼀般人及び企業向けのハラール関連トレーニングプログラムも数多く開講しています。

インドネシア大学(University of Indonesia)

1851年にオランダ東インド会社が設立した医学学校をルーツとする、インドネシアで最古の高等教育機関。
環太平洋大学協会、ASEAN大学ネットワークに所属し、数々の著名人を輩出しています。

ムスリムマーケットの現状

  • ムスリム人口は世界の23%(16億人)を占め、今後も増加傾向にあります。
  • アジアを好んで渡航しており、訪日客に占めるムスリム人口(現状3%)は、今後も増加が見込まれています。
  • 特にムスリム富裕層は、より厳格なハラール商品サービスを求める傾向があり、これに対応することで、日本への積極誘致が可能になります。